性感染症(性病)の診察を行っております。
排尿痛、尿道からの排膿など症状のあるかたは、症状に応じた保険での検査、診療を行います。
症状はないが、自分が性病でないか検査してほしい方は自費診療になります。
淋菌、クラミジアは始めは尿道から排膿などの症状がでて、進行すると男性は精巣上体炎、女性は子宮頸管炎に進行し、時に腹膜炎など命を脅かす状態になりうることがあります。→中西雄亮の論文報告(学術サイトにリンク)
カップルでの受診やLGBTのかたも受診できます
新宿駅だと人目がちょっと気になるけど、少し離れた若松河田駅なら安心ね!
診療はドクターと個室で1対1なので、「恥ずかしい」と気兼ねせずなんでもお尋ね下さい!
(女性のかたのプライベートパーツの診療は看護師が付きます)
検査の時期に関して
淋菌・クラミジアは感染が疑われる日の直後からでも検査可能です。
梅毒は感染が疑われる日より少なくとも4週以降、より正しい結果のためには8週間以降の検査が適当です。
B型肝炎の検査は、感染が疑われる日より約8週後、C型肝炎の検査は、約12週後に検査をするのが適当です。
HIVに関しては、感染が疑われる日より少なくとも約8週間以上経過した時点、できれば12週以降での検査が適当です。
自費検査・ブライダルチェック料金
性感染症(STD)は無症状のこともあり、パートナーにうつしてしまい、不妊症の原因になるので、新しいパートナーができた方、結婚のご予定の方、挙示希望のある方は性感染症のチェックをおすすめします。
自費診療では保険協会・組合から医療費の通知が届かないため、秘匿性が確保されます。
セットプラン、ブライダルチェック
男性の場合は尿検査、女性の場合はぬぐい液になります。
A.スタンダードプラン
淋病・クラミジア(尿or 分泌液) 梅毒 B型肝炎 C型肝炎 HIV
15400円
B.オールプラン オススメ
淋病 クラミジア(尿or 分泌物、咽頭うがい液) 梅毒 B型肝炎 C型肝炎 HIV マイコプラズマ・ジェニタリウム・トリコモナス
24000円
C.採血のみプラン
梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV
11000円
個別追加検査
HIV(抗原・抗体検査) | 4400円 |
淋菌・クラミジアPCR(尿) | 4400円 |
咽頭クラミジア(PCR) | 3850円 |
咽頭淋菌(PCR) | 3850円 |
梅毒検査(RPR+TP) | 3300円 |
B型肝炎(HBs抗原) | 2200円 |
C型肝炎 | 2750円 |
ヒトパピローマウイルス型別(女性) | 19800円 |
マイコプラズマ・ジェニタリウム | 6600円 |
単純ヘルペス(CF法) | 2750円 |
症状
性行為があって2~7日の潜伏期間の後に尿道口から濃い膿が多量に出て、強い排尿痛を認める場合は淋菌による尿道炎が疑われます。
ただ近年、淋菌感染症でも症状が軽い場合が多々あります。
一方、性行為があって1~3週の潜伏期間の後に尿道口からやや水っぽい薄い膿が少量出て、排尿痛が軽い場合はクラミジアが疑われます。
検査
淋菌の確認は培養法、または遺伝子増幅法という淋菌に特異的な遺伝子を増幅して検出する方法で行います。
クラミジアは培養するのが難しいため、遺伝子増幅法で確認します。
淋菌性尿道炎の20~30%にクラミジアが混合感染している場合がありますので、淋菌性尿道炎ではクラミジアの検査も同時に行うことがすすめられます。
治療と予防
尿道炎の治療には抗菌薬を使用しますが、淋菌とクラミジアに対して使用される抗菌薬の種類が大きく異なります。
淋菌は経口の抗菌薬が効きにくくなっているので、注射薬を1回のみ投与する単回投与療法がすすめられています。
クラミジアは経口の抗菌薬が良く効きます。
淋菌やクラミジア以外の微生物によっておこっている場合(非淋菌性非クラミジア性尿道炎)もあり、最初に処方された抗菌薬で治りにくい場合には別の抗菌薬を内服する必要があります。そのため、治療後にも検査を受け、治癒していることを確認することも重要です。
性感染症としての尿道炎の場合、ピンポン感染(ピンポン玉のやりとりのように、病原菌をうつしたり、うつされたりを繰り返すこと)を防ぐために、セックスパートナーも一緒に検査と治療を受ける必要があります。
- クラミジア
- 梅毒
- マイコプラズマジェニタリウム
- 淋菌
- HIV
- B型肝炎
※当院では女性の性感染症検査も行うことができます。
ご自身で患部のおりものを拭っていただく方法と、医師により子宮膣部の検体を採取するかご選びいただけます。
- マイコプラズマ・ジェニタリウムってなに?
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淋菌、クラミジアにつぐ第三の尿道炎と言われています。抗生剤が効きづらく難治性の尿道炎です。